■11月11日(レース前日)■
 報告書の題名…長くなってしまった(>。<)

 構想10年。 製作1年。(もしかして1週間?)  ついに明日チキチキミニが『レース』なるものに参戦する!!
どんな物語が待っているのか… 昼寝もできない状態なので報告書を綴ってます。 現在正午前。 雨が止んで明るくなってきました。 このまま天気は回復に向かう予報。 しかも寒くなる予報! 風が出て寒くなる前に洗車してあげよっと♪ 明日はレース前に『綺麗なミニ』という事で目立てば…とりあえず満足。

 いろいろと準備してたらスッゲー荷物が多くなってしまった。 予期せぬ重労働で疲れたし… 明日はchild7さんを迎えに行かなければならないので早めに寝よう! って意気込んで寝ても、どうせ眠れない事ぐらいは分かっていたので、缶酎ハイを1本開けて横になりました。

 ■11月12日(レース当日)■
 スッゲー強風で午前3時に目覚めた(>。<) 2月の空気を感じました。 薄手の布団に包まって仮眠感覚で睡眠。 
寝たか寝てないか分からない状態で4時になったので、とりあえず起き上がって珈琲を飲みに行きました。 スッゲー寒い! とにかく寒い! 氷河期が訪れたかと思うような冷たさ。 恐竜の気持ちがなんとなく理解できた朝でした。

 午前6時にchild7さんを迎えに行く事になっているけど… 正直、自力でchild7さんの家まで行った事の無い僕は、A型の悲しい定めで…5時に出発。 途中のコンビニで、珈琲用の紙コップとガムテープと軍手を買う為に寄り… ゆっくり向かったのに5時半に到着しちゃった。 あまりの寒さでヒーター効かないバネットの中で綺麗な日の出を眺めてました。

 定刻通り6時にchild7さんと二人で知多半島道路・阿久比ICから美浜サーキットを目指して出発。
途中でバネットの燃料を奢っていただき… 感謝! 
知多半島道路で次に買う予定の車を聞いて… 驚愕!
 そんなこんなで盛り上がって美浜サーキットに6時45分に到着しました。

 美浜サーキットは入口辺りからスタッフの誘導で入るのかと思ったら、全くのフリー状態。 とりあえずバネット&トレーラーが動き易くて積み下ろしも楽でトイレに近い場所に駐車しました。 早起き&早く来たら場所も余裕だし、時間も余裕だね!

 先に到着していた『ぐっちっちチーム』さんと盛り上がりながらミニの外観バトル。 プリントアーツさんが仕上げたカッティングシートによるカラーリングはドラッグマシンそのもの! 内装もドアの内張りまで剥がしてあって軽量化に徹底してました。 足回りも交換してあって車高がグッと低い。  それに比べてチキチキミニときたら… 塗装はレーシーだけどステアリングはウッド。 ドアの内張りはバリバリそのまま。 しかもエアコン装備で車重アップ。 純正の足回りなので車高は恐ろしいほど高い。 ちょっぴり心配になってきました。

 ふざけてばかりいたので時間だけが悪戯に過ぎてました。 慌てて受付を済ませて、計測器を貼り付けて…レースの準備らしい事をやり始めた時には、他のマシンはエンジン調整・キャブ調整に専念してる状態。 インジェクションのチキチキミニはある意味でメンテナンスフリー! 下手に触れば壊すだけなので楽だったかな? 予選は僕が走る事になっていたので『心の準備』に専念するばかりでした。

 予選は10分なのでタイヤの空気圧を高めにセッティングしておいて、車検を受けました。
完全無欠のノーマルなので何も問題なくパス。 ところが車検で回ってきたオフィシャルの方が「燃料は満タンですか? 燃料キャップを封印しますよ〜♪」と… え! 予選が終ったら燃料補給するつもりだったので少ししか入ってない。 慌てて携行缶に入ってるガソリンを全部注入したけど燃料計は半分ぐらいまでしか上がらない。 
 【テンパリ第1章】
 ナイツ店主さん: いまからGSまで買いに行ってくるわ!
 606: え"ーっ! 此処から往復30分はかかりますよ! しかも日曜日に営業してるかどうかも分からないです。
 ナイツ店主さん: このまま待ってる時間があったら買いに行ったほうが早いじゃん!
 606: 予選まで絶対に間に合わないですよ。 誰かに借りた方が早いですって!
 ナイツ店主さん: じゃあキングスロードさんに頼んでみるわ。
 606: 僕は、ぐっちっちさんに聞いてみます!

 結局、キングスロードさんから燃料を分け与えていただきましたが、燃料補給は車検に間に合わず…燃料キャップ封印。 持参した携行缶のガソリンは10gそこそこしか入っておらず… 予選⇒決勝(90分)走ってギリギリ。 ギリギリでもガス欠に限りなく近い状態。 悩んでも仕方ない。 運を天に委ねるしか術は無くなった。

 ところが天は直ぐに運をチキチキミニに与えてくれました。 ドライバーズブリーフィングで「耐久レース・ノーマルクラスの予選を開始する前に突然ですが今回このサーキットを初めて走る方がいますので、20分だけ練習走行の時間にしたいと思います! この後に燃料を足していただいても結構です!」との事。 これはラッキーだったし… 今日初めてミニに乗るchild7さんも練習できるという一石二鳥! 
 練習走行は我先にとコースに出て行ったマシンのおかげで直ぐに赤旗中止。 「なんだったんだろう?」という練習走行だったけど… child7さんは数周走れたからOKかな? そして戻ってきたチキチキミニに腹一杯飲ませて準備完了!

 ブリーフィングの最中から無口になり、うつむき加減で顔色悪くなっていた僕。 予選なんて、まんま結果が出るみたいな物だから責任重大。 耐久レースではなくて…スプリントレースでもなくて…タイムアタックそのもの! カートの時代からタイムアタックってのが大嫌いなんだyo~ トイレに行きたかったけど時間が無かったのでヘルメット被ってシートに座りました。 両サイドからシートベルトを締め付けてもらって、準備完了と思ったら… ナイツ店主さんが助手席側に閉じ込められてる。 そうそう! 助手席側のドアノブは壊れてるから外からしか開けられない。 【テンパリ第2章】 「お〜い! 開けてくれ〜!」と店主さんが叫ぶけど周りのミニの排気音で外まで声は届かない。 シートベルトで固定されてる僕がどうする事もできないし… 誰もドアノブが壊れてるなんて知らないから遠巻きに盛り上がっている。 ヘルメット被ってるので声が出せないから僕が一生懸命ジェスチャーでSOSを発信してる時に店主さんはマジシャンの如く脱出に成功していた。 窓開けて手を伸ばせば外から開けれるんだよね♪

 23台のミニが次々コースイン。 10時35分・予選開始です。
 感覚を戻す為、タイヤを温める為に2周使うつもりでした。 ところがいきなり全開走行のミニに触発されてアクセルオン! 1周走って2周目からタイムアタックモード。 1300ccクラスのチキチキミニは1000ccクラスのミニを追いかける。 ヘアピンコーナーをロールせずに後輪をインリフトしながらクリアして行くミニをチキチキミニは激しくロールしながらデンデンデンとコーナーを駆け抜ける。 排気量という切り札はストレートと登り坂でのみ有効。 コーナーが連続する美浜サーキットでは車高が高く、ミニ純正の足回りではキツイし怖かった。 それでも毎回バトルできて面白かった。 熱くなってる間にチェッカーが振られました。 計測地点までアクセル全開で駆け抜けて… 1コーナー手前にある電光表示板をなんとなく見たら3番のところにゼッケン『67』とタイムが表示されてて目を疑いました。 1コーナーをだらしない笑顔で抜けてヘアピンを抜けたところで再び見たら電光表示板の一番下まで下がってる。 「真ん中よりも上ぐらいかな♪」と気分良くピットに戻って…肩で風を切るようにミニから降りました。

 予選という重大任務を無事に遂行し、まぁまぁの位置で耐久レースをスタートできるという順風満帆な気分だった〜♪

 「耐久レース・ノーマルクラスの予選結果が出ましたので受付まで確認に来てください!」というアナウンスが流れ… 待ってました! と言わんばかりの勢いで、いつもだったら『予選結果』と聞いただけで606(約2a)ぐらい小さかった人間だったけど、今回は
606(20aオーバー)って感じ。 しかも太字! 再び肩で風を切りながら、ニヤケ面を抑えて… 受け取ったリザルトを上から順番に見てガックリ! どこにもチキチキミニという名前も67番というゼッケンも無い! それもそのはず23台中17位。 両手でリザルトを持ったままアゴが机を叩き壊して地面まで落ちたのはトム&ジェリーの見過ぎ。 肩にスッゲー重圧を担ぎながらピットに戻って凹み続けました。 レース仲間から見れば、この606はいつも見慣れた風景だった事でしょうね。

 【テンパリ第3章】 そんな拷問にも似た重圧を担いだ状態で、さらに30分後に始まる決勝ではスタート(1番手)という重圧が積み重なる。 胃袋だけが二日酔い状態。 やはり美浜サーキットでもカタツムリになってしまった。 口は半開きだから強風で巻き上がってる砂でジャリジャリ。 しかも無口。 死んだ目で常に遠くを見てた。 
 
 とりあえずタイヤの空気圧を少し落として90分の耐久レースに備えました。 90÷5=18 という計算式で、交代時間を1分設けて実走17分。 1周1分弱なので15分走ったところでラスト2周のサインボードでドライバーに知らせて… 1周走って来たらピットインのサインボードを出すという感じ。
1番手:606 2番手:ナイツ店主さん 3番手:child7さん 4番手:Hage73さん 5番手:Z4さん という順番です。 ドライバーチェンジの練習…1度もやってないけど大丈夫なのかなぁ? なにか失敗してペナルティー受けたりしないかなぁ?

 いろんな心配をミニのトランクに山のように積んでコースイン。 17番グリッドに向かいます。 タイヤを温めながら走って最終コーナーを立ち上がってメインストレートに出て【テンパリ第4章】。 「グリッドに番号が書いてないじゃん!」 自分の停めるグリッドが分からない。 他のチームは誰かが立って誘導してるけど、うちは誰も来てくれない。 見捨てられた子猫のように奇数グリッドの列に立ちすくんでました。 後方では大渋滞になってるし… チキチキミニの横を通り過ぎる人に「17番グリッドは何処ですかぁ!」と叫んだけど…助手席側の窓は完全に閉まってるし、ヘルメット被ってるから皆さん素通り。 
 「後方の渋滞を引き起こしてるのは67番なんだ!」と物凄い罪悪感にかられたのはA型の悲しい定め。
 
 【テンパリ第4章続編】 人間という生き物はパニックになると信じられない行動をする。 溺れるものはワラをもすがる。 僕はすぐ前に停めてたミニのドライバーさんに「僕は此処で良いのかな?」という意味のジェスチャーで、人差し指を↓に向けて何度も反応を試し続けていたら、何を勘違いしたのか中指を立てられた。 僕が何度もしていたジェスチャーは、ミラー越しから見たら『くたばれ!』もしくは『ひれ伏せ!』のサインだったみたい。 
 考えてみたら他人のグリッド位置なんて知らんわなぁ! テンパリも最高潮でした。

 そのうちにオフィシャルの方がグリッドを案内してくださいました。 ドキドキしながら停まっていたグリッドが17番グリッドでした。 アホやなぁ〜… その時点で90分走ったと同じくらい疲れたyo~ 15番グリッドのドライバーさんゴメンなさい。 けして挑発したのではありません。 606はそんなキャラじゃないし… そんな事をする余裕なんて微塵もありませんでした。 

 グリーンフラッグが振られて全車タイヤを温める為に1周走ります。 「うわぁ〜♪ レースの雰囲気だよなぁ〜♪」と…さっきまでの失態は既に忘れています。 606が妙に集中力が高まるひと時です。 昔からスタートだけは(だ・け・は!)得意だったのでメチャ戦闘モード。 後方なので時速20キロぐらいしか出せません。 蛇行して真面目にタイヤを馴染ませてるミニもいるけど…ゼッケン67番は義理で付き合って走ってる感じ。 普段ラジアルタイヤでセブンに乗ってるから、A048(Sタイヤ)のグリップ性は涙が出るくらい嬉しい。 ただ…気温はここ暫くよりも格段に低いから1コーナーの競り合いで滑ったらOUT。 だけど1〜5グリッドなら心臓勝負のスタート直後の1コーナー。 17番グリッドの場合は見当がつかない。 前でクラッシュがあれば前後左右から突っ込まれるのは当たり前。 要はいかに団子状態から抜け出すか! ってところでしょう。

 再び17番グリッドに停止して自分の進みたいラインを決めます。 毎回…イン!イン!イ〜ン! …これしか考えられません。 今回もこの作戦です。 運良くイン側のグリッドだっしー♪
 遠い所で男性が看板を掲げてたとです。 全然見えんとです。(byヒロシ) たぶん1分前の看板じゃなかったのかな? なんで男なんだよーっ! あ! でも女性だったら見れなくて悔しかったから男性でも構わなかったな。 シグナルはハッキリ確認できました。 赤が消えたらスタートです。 グリッドに戻った時から赤が点灯したまま。 ず〜っと点灯したままだったので…看板が出た1分前から1速に入れてクラッチ切ってブレーキ踏んでる状態。 正直めちゃめちゃ疲れたけど、いつスタートになるのか分からなかったので仕方ないですね。 いきなりオカマ掘られても…。

 合図は前方の排気音&排気ガス。 「おぉ! そろそろスタートだな!」と1速を確認。 右つま先でブレーキを踏んで、踵で4000回転に合わせる。 左足は半クラッチだけど、ブレーキで止まってるぐらいギリギリ。 シグナルに集中すること数秒で赤が消えた。 一斉にスタート!! 
 FFでグリッドスタートやゼロヨンなんてやった事ないから妙な感じの発進。 前から引っ張られる感覚は、1コーナーという掃除機に吸い込まれる感覚でした。 セブンとは全く違ったゼロ発進だったなぁ!
 …なんて後で思っただけ。 その時はイン!イン!イ〜ン!と目論んだけど、1コーナーのイン側で渋滞が始まってた。 今さらアウト側に膨らむのも危険だし…一人七転八転しそうだったので真ん中辺りまで流れながら移動。 アクセル全開で1コーナーを通過するかと思ったら、何度もブレーキを踏まなければならない状態が起きた。 テールtoノーズ。 サイドbyサイド。 こんな事は何年ぶりだろうか? カートのレース以来! ただ…前後左右ひしめき合う4輪のレースは迫力と興奮を感じ…久しぶりに『負けてたまるかぁ!』という気持ちになった。 白髪もまた少し増えたかも知れない。

 1コーナーからバックストレートまで前後左右ひしめき合いながら2・3台抜いた記憶があります。 最終コーナーを立ち上がった辺りから黒猫の団子状態から開放されました。 しかし後ろからはミニがアプローチ。 前方のミニは抜きたい。 だけど無理して完走できなかったら耐久レースにならないので集中力以上に慎重さが必要でした。 あんまり慎重に走ってたら抜かされちゃうし… 耐久レースも難しいですね。

 周回を積み重ね… 抜いたり抜かれたり… ちょっとオチャラケて応援団に手を振ったりしてレースを楽しみました。 
だけど17分! 後半長く感じました。 予選も走ってるから両足が痛くなってきた。 トレーニングジムで上半身は鍛えてるけど、下半身は足が太くなるのが嫌だったので、全く筋トレしていなかったのが此処に来て裏目に出た。 面白かったけど内心は早く『ラスト2周』のサインボードを拝みたかったです。 
  そのうちに夜なべして作ったチキチキサインボードでラスト2周を確認。 その時は正直『もういい! もう限界!』という状況でした。 そしてPIT INのサインボードを笑顔で確認して、最終コーナー立ち上がりからのピットロードを制限速度で走りながらシートを一番後ろまで下げてドライバーチェンジの指定場所まで帰還。 直ぐにエンジンを切り、ベルトを外して脱出! 続く2番手のナイツ店主さんがスッゲー速さで乗り込んでスタート&ロケット発進。

 【テンパリ天国】も第4章続編で完結。  ゆっくりと魂が戻ってきて…606復活! いやぁ〜やっと笑顔で馬鹿な事やエロい事が口から出るようになりましたわ。 ナイツ店主さんの走りは完璧で…僕も安心して着替えに行けました。 

 着替えと言っても、汗で濡れたTシャツを替えただけです。 スッゲー寒かったのでレーシングスーツの方が温かい。 余裕と達成感でニコニコしながら、ようやく傍観者の如くレースを楽しむ事ができます。 写真を撮ったり喋ったり… 
 そのうち時間計測をしてくださってた△10さんが「そろそろドライバーチェンジの時間です!」と教えてくださいました。 え"っ? もう? 自分が走ってる時ってメチャメチャ長く感じる17分。 でも割り算した均等な時間だからラスト2周のサインボードを出しました。 タイミング悪くナイツ店主さんバトルの最中。 1周走ってPIT INのサインよりも前のミニのテールしか睨んでないみたいだった。 案の定サイン無視で通過。 バックストレート手前のコーナーで抜き去り… 満足してでのPIT IN♪ 

 続く3番手のchild7さんが乗り込んでスタート! ミニに乗るのが今日が初めて。 レースも初めてというchild7さんだったけど… セブンもフェラーリも乗りこなす腕があったので、3周目からは余裕の速さ。 ところが他車にアクシデント発生! コース場で1台動かなくなってる。 シグナルレッドで各ポストからは赤旗が出された。 普通のレースだったら『赤旗=レース中止』となりますが、この耐久レースは赤旗が出されたら追い越し禁止でローリングする事になります。 そのうちにペースカーが入り、チキチキミニはペースカーの真後ろに位置しました。 
 数周ローリングをした後スタートラインで停車。 その間に動かないミニを移動して、再びローリング走行でペースカーがコースから出てレース再開! ところがこれまた普通のレースや走行会だったら完全にレース再開となるのですが… シグナルレッドで赤旗は出されてました。 チキチキミニは1コーナーからヘアピンまでに数台に抜かれ… 抜いたミニは赤旗無視というペナルティーを受けました。 ぐっちっちチームもその中の1台。 これは分からないよなぁ〜!

 さらに分からない事が起きました。 動かなくなったミニが排除されるまでスタートラインで停止していた時間は90分に含まれるのか?含まれないのか? かなり長い時間を費やしていたので…悩んだ末に僕はオフィシャルに「止まっていた時間も90分に含まれるのですか?」と尋ねました。 そしたら「含まれます。」と返事されたので… child7さんには時間が短くなって申し訳なかったのですが、周回数少ないけどドライバーチェンジの為にPIT INのサインを出しました。

 4番手のHage73さんと交代してレースも終盤戦に入ってきました。 次々とエンジンや足回りなどに異常を訴えるミニが現れてきました。 チキチキミニは元気に激しくロールしながら(悲しいくらい激しくロールしながら)コーナーを駆け抜けて行きます。 可愛い車が頑張ってる姿には感動しますね! Hage73さんも頑張って走ってる。 アンカーのZ4さんにタスキが渡って90分走り終われば、帰ってからチキチキ通信の表紙に『無事完走』と書ける。 順位やタイムよりも完走できればOKというのがチキチキミニの目標! 

 だが… 残念ながらアクシデントはHage73さんの時にやってきた!

 後編に続く。
MATCH BOX JAPAN SPIN OUT 90耐久レース 2006最終戦