606の息抜き 其の弐百壱拾七




5月14日 



韮山でキャブが燃えた時の報告書



あれから3年近くが経ち…

ボンネットルーバーから煙と炎が見えた恐怖のトラウマも醒めかけた今年の11月、またガソリン漏れを発見。

燃圧が高いから故のオーバーフローを疑って燃料ポンプを交換したり油面調整を繰り返した。

それでも改善の糸口すら見えず、インシュレーターを交換する為にキャブを外す。

そこで見た物… 焼けて融けたベークライト製インシュレーターと焦げたノンアスパッキン。

(↑の画像がその時のノンアスパッキン)

何事もなくキャブを脱着する時でもパッキンは再利用しないのがプロの仕事じゃね?

ド素人の僕でも、その部分は拘る。

この一年前に油面調整をした時に『自分が曲げた覚えがあるフロート』を見た。

その時から抱いていた『もしかして?』という気持ちが、『まさか!』になった瞬間でしたね。



『まさか!』 確信があっても確証が得られない。

そんな中で陥ったポンプカバーからのガソリン滲み漏れ。

インシュレーターからのガソリン滲み漏れが直った時点で韮山での出火の原因が分かった。

ポンプカバーからの漏れはインシュレーターからの漏れと並行して起きていたはず。

二つが同時に起きて結構なガソリンが漏れていたと思われます。

韮山で激しく燃えたキャブは前側1番2番のキャブ。

今回もインシュレーターとポンプカバーから酷く漏れたのも前側1番2番のキャブ。



キャブを新品と称して交換した人曰く…

「燃えたキャブ? 本多君が何も言わなかったので廃棄物処理業者に1個5千円で持って行ってもらったよ♪」

「新品キャブからは何も抜いてないよ~♪」

「燃えたキャブなんて縁起が悪いから要らないでしょ♪」

今だから言うけど、キャブは燃えてません。

燃えたのはプラグコードだけです。

キャブとボンネットの裏側は煙を浴びて煤だらけになっただけ。

指で触っただけで煤は落ちました。

キャブの下にある複数の電気配線なんて全然無事だったし!



あの時、キャブ2基と昭和の香りが漂う変てこりんなプラグコードの交換で30万円超えの請求書。

無理矢理ギリギリで車両保険を使えたけど、更にニードルバルブ2個分現金で請求されました。

僕はキャブが保険で新品になったので嬉しくて無邪気に喜んだだけですがね。

キャブが新品(?)になっても調子が良くならず、逆に黒煙吐きまくりの状態が続く。

悩んで油面調整をして発覚した『自分が曲げた覚えがあるフロート』。

確認した油面もフロート位置も高い燃圧で僕が合わせてしまった数値だった。



焼け焦げたインシュレーターとパッキン。

覚えのあるフロート。

間違って調整したフロート位置と油面の数値。

同じ様にガソリンが漏れるインシュレターパッキンとポンプカバー。

誰でも気がつくってーの!



トップカバーに刻まれたシリアルナンバーを確認したら煤だらけになったキャブのシリアルナンバーとは違う。

一瞬、「やっぱり新品?」と思ったけど…

トップカバーだけスリ替えればシリアルナンバーなんてどーにでもなりますね。

キャブ本体のシリアルナンバーを記録しておくべきでした。



そして確証が得られたのが、現在komi△さんのキャブをオーバーホールして頂いている方からのmailでした。

図解説付の長文で説明して頂いたmailを簡単に一行でまとめると…

『〇〇か〇〇が元々ダメだったのか?〇〇か〇〇の経年劣化が原因。』との事。

ポンプカバーからガソリンが漏れる同じ様な現象は過去に数台あったらしい。

『過去に数台』だよ!

何十年間もたくさんのウェーバーキャブを修理・オーバーホールしてきて『数台』の現象。

新品キャブでもアタリ・ハズレはあるけれど、同じ症状が出るキャブに当たる確率って少ないでしょ?


経年劣化? 韮山ツーリング以降あまり走ってないし!

もっと言えばエンジンをオーバーホールして以降思うように走れていない。

オイルホースすっぽ抜け事件も解決するまでに3ヶ月近く掛かったし…。

そんな走行距離でポンプカバーからガソリンが滲み出るならキャブ車なんて全車燃えてるぞ!



と… 今更吠えたところで無駄な遠吠えになるだけだから文字に残すだけにしておきます。

で… ロングインナーベンチュリーを譲ってくれたのは何の為?

新品キャブに付いていた普通のインナーベンチュリー4個は今どこに?



komi△さんから頂いたキャブがオーバーホールから戻ったら即今付いてるキャブを外して交換します。

そしてそのキャブも後日オーバーホールに出して、直せるのなら直して頂く段取り。

もちろんバラせばいろんな事がハッキリする。

その時、真実が白日の下に晒される事になるはず。



オーバーホールに出したkomi△さんのキャブは梅雨の間に戻って来る予定。

梅雨明けまでに606号と僕のモヤモヤが解消できるように頑張ります(^^♪

ゴールデンウィーク中に自動車税は納付してやったし…

それまでは御近所快速でオイル回しとバッテリー維持。

あ! そろそろオイル交換もしなきゃ♪

オルタ姉ちゃんの交換もしておこうかな?

9月下旬の車検までたくさん乗れるとイイけど… たぶん試運転という名の息抜きが続く事だろう(ー。ー);;;

それもまた趣味車の粋な部分と割り切って楽しむつもり(^^♪

底なし沼のどん底じゃん(^^♪





by 606